神奈川県相模原市南区にある無量光寺に行ってきた。時宗の旧大本山であるとのこと。

境内には開祖である一遍上人の銅像があった。暗くなってきた夕方くらいに訪問したこともあり、その存在感に身がすくんだことを覚えている。一遍上人は捨聖と呼ばれていることもあり、世俗の一切を捨て切ったような貧相な格好をしておられるように見受けられたが、その清らかさが顕れているようでもあった。

夕方17時になり、鐘の音が5回鳴り響いた。人が鐘を撞くのではなく、自動で橦木が動いて鐘を鳴らす仕組みになっているようだった。

境内には池があり、鯉が飼われていた。私が近づいたら餌がもらえると思ったのか集まってきた。かわいい。

本寺の近くには、当麻山公園と呼ばれる公園があった。特に遊具などはなかった。アジサイの名所であるとのこと。6月頃にまた訪れることができたらな、と思う。