山梨県の甲府市に日帰りで旅行をしてきた。
朝目が覚めたら天気が良く、どこかに行きたい気分に駆られたこと、また最寄駅から2時間程度で到着できるというアクセスの良さにも後押しされた。
甲府市に旅行してきた、という記憶が薄れてしまう前に、撮ってきた写真をぺたぺた貼り付けていきたいと思う。

甲府駅の南口。駅ビルに書かれた「甲府駅」の文字に武田信玄みを感じた。

信玄みを感じていたら駅前広場に武田信玄像がでんと構えていた。
意外と低い位置に腰を据えておられたため、目線が合っているような気がした。威風堂々とした迫力に背筋が伸びた。

甲府駅南口から徒歩で歩いてすぐ近く、山梨県庁の向かい側に舞鶴城公園(甲府城跡)があった。
写真は撮影していなかったが、山梨県庁は立派な建物で驚いた記憶がある。

本丸跡から撮影した写真を以下に載せていく。
甲府市は県境を山々に囲まれた盆地、ということが一目で実感できる、そんな景色に圧倒された。3,000m級の山々がそびえたつ。街の周囲を山脈に見事に囲まれている。南側には富士山が見えた。何気に初富士山。

ぼけーっと風景を眺めていたら、観光ガイドの方が話しかけてこられて、舞鶴城公園から始まり甲府市のことを色々と紹介してくださった。定年後にガイドとして観光客に甲府市を案内しているとのこと。
私は興味関心の幅が広いので、あらゆることをお聞きしたが、嫌な顔一つせずに様々なことを教えてくださった。甲府市は、周囲を山に囲まれており風下側にあたる。下降気流となる甲府盆地は、降水量が少なく、からっとした晴天が多くなるとのこと。山々に降り注いだ雨は地下水となって蓄えられ、豊かな水資源となって甲府市の人々に与えられるとのこと。
そこから話は脱線に脱線を重ねて、気が付いたら年金問題を談義していた。

甲府駅北口から徒歩で30分ほどの武田神社がいいぞ、とのアドバイスを頂いたので向かってみた。武田通りを通って行くらしい。武田がいっぱい。武田信玄は愛されているのだな、と思った。

道すがら山梨大学があったのでキャンパス内に入ってみた。何処かコンパクトなキャンパスだなと思ったが、教育学部、工学部、生命環境学部の3学部が含まれているとのこと。工学部キャンパスのコンビニにワインが充実していたのは驚いた。さすが葡萄の名産地。実験の待ち時間にでも飲むのだろうか。大学ブランドとしてワインも販売されていた。私の母校は焼酎をブランド商品として販売していることもあり、親近感が沸いた。

武田神社に到着した。神社だけれども、お濠や石垣があり、かつての城跡だということを実感させる空間だった。

武田神社からは、ちょうどバスが出ていたのでバスに乗って甲府駅まで帰った。
ちょうどお昼時だったので、鶏そばAkariというラーメン店に入って鶏白湯そばを頂いた。クリーミーなスープで非常においしかった。また機会があったら来店したい。

ワンカップワインなるものがコンビニに売っていたので買ってしまった。帰りの電車でちびちび飲んだ。地元人は絶対買わないだろうなあ、と考えながら。